令和6年2月現在、出荷しているハーブは
シブレット(チャイブ)、マーシュ、マイクロマーシュ
に絞っています。
出荷品種を大幅に減らした理由として、
昨年度、弊社スタッフにおいて、介護理由による急な退職者が重なってしまい、
短期間でベテランスタッフがかなり入れ替わるという出来事がありました。
あまりにも急な出来事だった為、十分な引継ぎ期間を設ける余裕が無く、
従来のままの体制を維持することが出来なくなりました。
品種を絞らざるを得ず、比較的注文数の多い品種、出荷数は少ないが生産者が少なく、
出荷を辞めると迷惑を掛けてしまいそうな品種を残そうと考え、
最終的に、この2品目に絞りました。
スタッフメンバーもほぼ入れ替わり、業務手順も大幅に刷新していますので
効率化は進みましたが本当に忙しく、
新しく会社を立ち上げたのと同じような日々を体験しています。
日中は主にハーブの収穫、苗を植える作業、ハーブ出荷業務の指導とマニュアルの整備をしつつ、出荷終了後からは、栽培管理の業務の効率化への取組を進めるなどしています。
この細ネギ、シブレット。
万能ねぎに似ているのですが、それよりも細く、
また、芽ネギよりも長さと太さがあり、葉色は濃い緑色。
食材との組み合わせや、料理の魅せ方によって使い分けられています。
葉の先端を小さな料理の上に飾ったり、葉を刻んで散らすなどして使われています。
こちらの料理本の表紙で、シブレットが使われています。
何年か前の本ですが、日常的な料理というよりも、
特別な料理に、美術作品のようにして用いられていますね。
普段、どのレストランで、どのように使用されているのか、
メイン食材ではないハーブの場合は調べるが難しいです。
ネット上の料理の写真や、このような料理本を観て、
好まれる形や色、大きさを確認して
栽培や選別作業の判断基準にしています。
今後は現場でどのようなニーズがあるのか、直接伺い、
更に良い商品づくりに反映させて行ければと考えています。