マーシュは夏の暑さに弱く、夏季の酷暑による環境の影響から守る為、
施設内での遮熱や送風などを施し、高温障害を防ぐ対策が必須となります。
また、マーシュはレストランでもメジャーな品種では無い為
どのようなサイズ、形のものが好まれるかがわからなかったので
料理の専門書やネット上のフレンチレストランの料理の写真を調べて
好まれる基準を把握するようにしました。
植物なので、必ずしも思った通りの形や大きさにならない事もあり、
これについては日々研究です。
配送中の温度によっても傷みや劣化も発生し易く、
配送時の梱包方法や保冷管理にも気を付けています。
マーシュは葉が柔らかく、収穫から出荷までの間、
傷まないように極力気を付けることと、
古い葉、外葉をきれいに取り除かないと、輸送中に劣化し、
急速に全体へと広がってしまうこともあり、
小さい、細かい外葉も極力、取り除いています。
この作業はかなり手間となるのですが、品質管理上とても重要なので
丁寧な作業を心掛けています。
マーシュは鉄分などのミネラルが豊富で、
ビタミンC、ナイアシン、βカロテンなどが含まれています。
レストランでは一般的には飾り的な要素として用いられていますが、
日常使いとしては、もう少しだけ葉が大きくなったものを収穫して
サラダとしていただくのが美味しいと思います。
マーシュも周年出荷の為、
どうしても余ってしまうタイミングが出てきます。
そんな時には社内のスタッフやご近所様に配ったり、
日常の食卓で活用しています。
シメジなどのキノコやショウガとの相性が良く、
基本的にサラダとしての活用法なので、調理も手軽にできます。
ハーブ園のまかないメシ
コレ、簡単に作れるし、夜に食べても太りにくいので
結構作ります。
調理時間(約10分)
材料 (量は全て、適量)
マーシュ
ショウガ(細かく刻むか、卸す)
シメジ
蕎麦(八割蕎麦、塩茹でが美味しいかも)
海塩
オイル(何でも可。普段は、オリーブオイル、MTCオイル、米油などを使用)
その他に何か野菜があったら加えても良いですね。
アスパラガスや、スナップエンドウ、ミニトマト、など
1.蕎麦を茹で始める。塩茹での方が美味しいかも。
2.シメジをフライパンで炒める。
3.その間、ショウガをみじん切り or おろしておく。
4.マーシュを洗い、水を切り、塩、ショウガ、シメジとであえておく。
5.蕎麦が茹で上がったら、流水でぬめりを取る。
6.仕上げ:マーシュは加熱に弱いので最後にあえるだけ。
サラダを食べたいときには、
このレシピの蕎麦を千切りのキャベツにして
ビネガーを少し加えます。
シメジを入れなくとも、メチャ美味しいです。